検事 沢木正夫 殺意の分岐点
十年離れた二つの殺人事件が見えない糸で結ばれていた…
十年離れた二つの殺人事件が見えない糸で結ばれていた…
東京地検の検事・沢木はOL殺しの容疑者、飛河陽介(ひかわ・尾美としのり)を取り調べる。無実を訴える飛河は事件当日、10年ぶりに会う友人と待ち合わせをしていたと主張する。その友人、安武遼一が(羽場裕一)妹殺しで服役し、つい最近出所していたことが分かり、沢木は驚いた。 さらに10年前安武を取り調べた検事が、自分の恩人だったことも分かる。出所したばかりの安武が自分に向かって放った「冤罪にならないように…」という言葉が気になる沢木。やがて現在と10年前の事件が、見えない糸で結ばれていたことが明らかになる…