西村京太郎サスペンス・探偵左文字進8「鶴富姫伝説の殺意」
元弁護士の探偵・左文字が、記憶喪失の男と仇討ち伝説に絡む殺人事件に迫る。
元弁護士の探偵・左文字が、記憶喪失の男と仇討ち伝説に絡む殺人事件に迫る。
探偵・左文字進(水谷豊)は、医師の川中(丹波義隆)から記憶喪失の男の身元調査を頼まれる。男が持っていた宮崎のホテルのマッチと“モリシマミヅキ”という言葉から、元医師で宮崎の代議士・高村(石田太郎)の秘書の森島みづき(羽田美智子)を訪ねる。彼女は男に心当たりはないというが、男が発見された場所を説明とは違う“隅田川沿い”と口走り、左文字は疑う。やがて男は坂田公一(ベンガル)という興信所を営む同業者だったことが判明する。そんな中、隅田川で宮崎出身のホステスの他殺体が見つかった。警察が男を殺人事件のホシとにらむ中、左文字は宮崎地方の「仇討ち伝説」から事件のヒントを得る。