萬田久子演じる、おっちょこちょいだが人情厚いバスガイド・桜庭さやかと、葛山信吾演じるイケメンだがヘタレの運転手・富田林太郎のコンビが事件を解決する人気シリーズの第5弾。 今回は、昔ながらの日本の風景が残る飛騨高山・白川郷を訪れる同窓会ツアー。恩師の古希のお祝いと、30年前にキャンプで訪れ埋めたタイムカプセルを掘り起こし、学生時代の思い出を振り返るツアーとなるはずだったが･･･。これまでの4作でテーマとしてきた家族愛に加え、今回は友情と恋愛の要素も含んだ作品となった。また今作では、ヘタレ運転手・トンちゃんこと富田林の高校時代の同級生の女性が登場し急接近！？どんな結末が待っているのか？ 【あらすじ】 ベテランバスガイドの桜庭さやか（萬田久子）は、運転手の富田林太郎（葛山信吾）と添乗員の牧野安男（渡辺いっけい）のいつものトリオで飛騨高山へ3泊4日の同窓会バスツアーに出ることになった。 さやかがバスツアーに備え飛騨高山の資料と格闘している頃、そのツアーに参加する予定だった貝原修一（天宮良）という男が車の中で死んでいるのが発見された。貝原はお金に困っていたが、飛騨高山への同窓会ツアーにはどうしても行かせて欲しいと妻の響子（床嶋佳子）に懇願。会社に借金を頼んでみると出かけたが、そのまま帰らぬ人となってしまった。亡くなる前、貝原は高校時代の同級生で年商300億のインテリア会社社長・大月光彦（風間トオル）と伝統工芸品で有名な会社社長・内田学（小木茂光）に携帯で電話をかけていた。そして、所持品の中には飛騨高山への同窓会バスツアーの案内状が入っていた…。 恩師・古屋荘一郎（小野寺昭）の古希のお祝いと、30年前に埋めたタイムカプセルを掘り出すのを楽しみにしていた貝原が自殺をするわけがないと響子は言い張る。 はたして犯人は誰なのか？ベテランバスガイド・桜庭さやかの推理が光る！