橋田壽賀子ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」2012年二時間スペシャル
この番組は終了しました
2011年9月に連続ドラマとしては幕を閉じた国民的ホームドラマの復活スペシャル!
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2011年9月末の第10シリーズ終了から1年後に放送された、前編2時間、後編2時間の計4時間スペシャル。岡倉家とその家族の1年後を描きながら、いま現実に降りかかっている問題・悩みなど、家族を取り巻く日常をリアルに掘り起こす。特に、長男の眞のことで気をもんでいる次女の五月。大騒ぎの末に結婚した眞と貴子がうまくいっていない様子で、ひょっとすると離婚にまで発展してしまうかも…。新婚夫婦はこの続編で別れることになってしまうのか?みどころ満載の前後編4時間スペシャル。 【前編】2016/3/12(土)よる7:00~8:54 結婚して貴子(清水由紀)父子のマンションで暮らしている眞(えなりかずき)が久しぶりに幸楽に現れた。眞の表情は冴えず、五月(泉ピン子)が実家に顔を出した理由を聞いても答えない。どうやら貴子とうまくいっていないと踏んだ五月は眞に問い質すが、幸楽に来たことは、貴子には内緒にしてほしいと言い残して帰っていった。 しばらくして長子(藤田朋子)の誕生日を祝おうと、姉妹たちが「おかくら」に集まる日がやってきた。「おかくら」では大吉(宇津井健)の右腕の板前・壮太(長谷川純)と婚約したまひる(西原亜希)が店を手伝い、結婚への道のりを歩み始めていた。しかし、まひるにとっては兄の力矢(丹羽貞仁)が先に彼女を見つけてくれないと、自分の結婚どころではないと困り顔。長子も姑の常子が衰えてマンションに独りでいることに不安を感じていた。それぞれ家族のことで悩んでいると痛感する五月に、幸楽から電話が入った。アメリカから帰国して勇(角野卓造)たちと同居していたキミ(赤木春恵)が転んで怪我をし、病院に運ばれたというのだ。 幸いキミの怪我は大事には至らなかったが、それでもしばらくは車椅子で店に出るわけにはいかない。それならもう幸楽にいる意味がないと言って、キミは久子(沢田雅美)と邦子(東てる美)のマンションで暮らすと宣言する。これには久子たちが大慌て。どうにかキミとの同居だけは阻止しようとするが…。 【後編】2016/3/13(日)よる7:00~8:54 眞(えなりかずき)が幸楽で暮らし始めてから10日が経とうとしていた。それでも眞は貴子(清水由紀)と別居している理由を話そうとせず、勇(角野卓造)は本当に離婚するつもりだろうかと心配を隠せない。一方五月(泉ピン子)は、当人同士の問題だから勝手にすればいいと涼しい顔。 そんな時、眞の留守中に貴子が幸楽にやって来る。眞は貴子にもちょっと疲れたとだけ言い残してマンションを出て行ったのだという。貴子は自分の生活は身体の不自由な父・道隆(武岡淳一)の介護が中心で、眞としてはそれが面白くなかったのだろうと家出の理由を想像する。さらに眞は公認会計士としては見習いの身で、一人前の収入がないことも追い討ちをかけているかもしれないという。勇と五月に向かって眞の気持ちを確かめて欲しいと頼んで、貴子は幸楽を後にした。 その頃当の眞は、職場の先輩の力矢(丹羽貞仁)から「代理プロポーズ」を頼まれていた。ずっと交際を続けている育美(寺島咲)という女性に直接自分の気持ちを伝えられないという力矢は、眞に「彼女の本心を聞いて欲しい」と依頼する。