浪花少年探偵団
東野圭吾の人気小説をドラマ化、 主演は先生役初挑戦の多部未華子。
東野圭吾の人気小説をドラマ化、 主演は先生役初挑戦の多部未華子。
このドラマは、東野圭吾の『浪花少年探偵団』とその続編『しのぶセンセにサヨナラ』(講談社文庫刊)を原作に、主人公の女性小学校教師とその生徒たちの活躍を明るく元気に描く作品。 発表する作品が次々と映像化され大ヒットを飛ばしている、現在最高のストーリーテラーのひとり・東野圭吾。『浪花少年探偵団』は、東野作品の中でも初期に発表された小説で、作者が少年時代を過ごした大阪を舞台にしており、思い入れの深い作品でもある。軽快なストーリーとともにミステリーのトリックも存分に楽しめ、さらに家族や友だちを思いやる温かい眼差しが溢れている一級のエンターテインメントだ。 主人公の竹内しのぶを演じるのは、先生役初挑戦の多部未華子。生徒の“少年探偵団メンバー”を前田航基(まえだまえだ)、濱田龍臣、高橋晃が演じる。同じクラスの少女役には八木優希、浜辺美波、二宮星、さらに航基の弟・前田旺志郎(まえだまえだ)も。また、しのぶに思いを寄せる刑事・新藤修平役に小池徹平、その上司の敏腕刑事役に段田安則、しのぶの母親役には松坂慶子、しのぶが勤める学校の教頭先生役には小日向文世、同僚の美人音楽教師役に木村文乃。そのほか、しのぶと新藤に恋の鞘当てをするエリートサラリーマン役に山本耕史、生徒の父母役には温水洋一と斉藤由貴、第一話のゲストには久本雅美、富田靖子、木村祐一などが登場。 小学校教員の資格を持つしのぶ(多部)は大阪市の下町にある大路(おおじ)小学校に臨時の講師として着任、6年2組の担任となった。好奇心一杯で行動力もあるしのぶは自分たちの身の回りで起こる不思議な事件に首を突っ込み、深く関わることになる。 しのぶが、しのぶに負けず劣らず元気な少年たちとともに、刑事も頭を悩ませる難事件を解決するという痛快なストーリー。しのぶの若い女性ならではの感性と類まれなる推理力が発揮され、事件解決の爽快感も存分に楽しめる。ミステリー小説が大好きで曲がったことは大嫌い、そして生徒思いのしのぶが犯人に「うちは大路のしのぶやで!」と啖呵を切るシーンは、毎回見せ場となりそうだ。