万引きGメン・二階堂雪20「砂の絆」
人気シリーズ「万引きGメン・二階堂雪」最終章!
人気シリーズ「万引きGメン・二階堂雪」最終章!
スーパーの保安員をしている二階堂雪(木の実ナナ)は、ある日、自分が補導した万引き犯の男(岸端正浩)から逆恨みされ、帰宅途中に襲われる。だが、雪が万引き男からナイフを振り回されて間一髪のところに、スーパーに出入りしている仕出し弁当屋の従業員・青森ミカ(宮本真希)が遭遇し、雪はミカに助けられる。自分を助けるために怪我を負ったミカを命の恩人だと感謝する雪。 ところが数日後、雪はTVのニュースでその恩人のミカが何者かに扼殺され、河原で遺体で発見されたと知り、愕然となる。雪はミカが殺されたのは自分を襲った万引き犯の仕業ではと考えるが、刑事から事件当時万引き犯は留置場にいたことを聞き、犯人は別人であることがわかる。 雪は命の恩人であるミカを殺めた犯人を突き止めたいと、知り合いの新聞記者・花沢(モト冬樹)と共にミカの身辺を調べ始める。警察の調べで妊娠五ヶ月だったというミカ。独身だったはずのミカに一体何があったのか。雪と花沢は、ミカの以前の勤め先を訪ねる。すると、ミカは借金を抱えていたが、近々一千万円の大金が手に入ると周囲に洩らし、ミカが"9521"という4桁の数字に一千万円の価値があると話していたという。しかも青森ミカという名は偽名で、ミカの本当の名は「片桐洋子」という名だったことも判明する。