万引きGメン・二階堂雪9「離婚願望」
スーパーの保安員・二階堂雪が自分と同じ女性保安員の殺人事件の謎に迫る!
スーパーの保安員・二階堂雪が自分と同じ女性保安員の殺人事件の謎に迫る!
万引きや置引きなどの犯罪を取り締まるベテラン保安員の二階堂雪は、所属している警備会社から依頼されて能登・七尾にある能登食祭市場へ1ヶ月間単身赴任する事に。雪は現地で顔見知りの伸子と再会。実家に戻ったという伸子は、雪に刑事の下条と会社員の大塚を紹介する。また、大塚の別れた妻で現在は旅行添乗員をしているという香保にも偶然出会う。ある日、雪は大塚が不良の隆哉に金をせびられているのを目撃。一緒に居合わせた市場の店長の宮島から、隆哉は雪が派遣される1週間前に殺された保安員・みさきの腹違いの弟だと教えられる。その後、雪は伸子と一緒に帰宅途中、殺されたみさきが住んでいたというマンションの前を通り掛かる。すると、誰もいない筈のみさきの部屋から明かりが漏れていたので気になって部屋に行ってみると、室内に居たのは大塚だった。大塚は雪たちの騒ぎを聞き付けた近所の人の通報で駆けつけた警察に連行されてしまう。翌日、市場を巡回していた雪は誤って土産物の陶器を割ってしまうが、その陶器の中から数枚の写真が発見され、大塚とみさきが交際していた事が発覚する。その後、みさきの遺体は手が赤くかぶれていたと聞いた雪は、漆を使う輪島塗の店を調べ出す。