万引きGメン・二階堂雪8「絆」
スーパーの保安員・二階堂雪が、福島で起きた殺人事件の真相を暴く!
スーパーの保安員・二階堂雪が、福島で起きた殺人事件の真相を暴く!
万引きや置引きなどを取り締まる保安員の二階堂雪は、所属している警備会社からの指示で福島県に新設されたいわき支部へ3ヶ月間単身赴任することに。支部には知人の元刑事・伊丹が再就職していた。伊丹は半月前に起きた佐伯弁護士殺しを個人的に調査したい為、保安員の仕事を雪に助けてもらいたいと説明。早速、雪は地元にあるスパリゾートの警備に赴任する。ある日、スパリゾート内を巡回していた雪は、地元の名士で大森家の嫁・文代を万引きの現行犯で連行するが、娘・郁子が連れ帰る。警備室長・辻は、大森家との間で見逃すよう話しがついているという。雪は納得出来ないまま辻達に言いくるめられてしまう。そんなある日、雪は一緒にお茶を飲んだ時に文代が落としていったハンカチを届けに大森家を訪問。その際、雪は文代を訪ねて来た純子に遭遇するが、後日、純子が文代の実子で郁子と二卵性双子の姉妹でありながら、占いのせいで里子に出された上に大森家から不遇な扱いを受けている事を知る。一方、その大森家の弁護士でもあった佐伯が殺された事件は、伊丹が目星をつけていた川田という男が一旦は犯人として逮捕されたものの、犯行を否認した上、決定的な証拠もなく釈放される。ところが、その直後に川田が殺害されてしまい、川田を犯人として追っていた伊丹が川田殺しの容疑を受けてしまう。そんな中、大森老人が脳卒中で倒れ意識不明の重体に陥る。