万引きGメン・二階堂雪7「逃亡」
スーパーの保安員・二階堂雪が、時効が迫った未解決事件の真相を暴く
スーパーの保安員・二階堂雪が、時効が迫った未解決事件の真相を暴く
二階堂雪は警備会社から派遣され、万引きや置引き、スリの摘発などを行う保安員としてスーパーに勤務している。ある日、店内を巡回していた雪は、万引きした少女・萌を見つけ追い掛ける。焦った萌は逃走中にバスガイドの藤乃と衝突。藤乃は骨折し、入院してしまう。天涯孤独だという藤乃の世話をかってでた雪は、赤い靴のマスコットと筑前煮が母の思い出だという彼女の為に、行きつけである昭平と敏江の惣菜店へ。が、なんとそこで万引き犯の萌を発見する。そんな中、雪は返品詐欺を働いた女から、地元の名士の静代が返品詐欺の常習犯だと聞かされ驚く。翌日、雪は静代の元を訪ねるが、殺害されている静代を発見する。一方、二階堂家では夫の透の再就職先が悪質な催眠商法をしていると判明、雪自身も被害者に。契約を取り消す為、雪と透は二人で上司の林を出張先のホテルに訪ねるが、そこで林の死体を発見。林は最近報道されている時効間近の殺人事件の被害者の弟で、静代殺しの容疑者だった。そんな中、雪は敏江の言動から、敏江がその未解決事件の指名手配犯・黒沼洋子だと直感する。