万引きGメン・二階堂雪05「嫉妬」
スーパーの保安員・二階堂雪が、嫉妬が要因となった連続殺人事件に巻き込まれ、解決に挑むドラマ。
スーパーの保安員・二階堂雪が、嫉妬が要因となった連続殺人事件に巻き込まれ、解決に挑むドラマ。
二階堂雪は警備会社から派遣され、万引きや置引き、スリの摘発など行う保安員としてスーパーに勤務している。ある日、雪は従妹で絵本画家・真帆の個展を訪れる。個展には真帆の幼なじみで、雪が勤務するスーパーで働く杏子も駆けつける。そこで杏子は次女・恵理香の小学校受験のために絵を教えて欲しいと頼む。真帆は困惑するが、その場は前向きに検討すると答える。数日後、サイン会に現れない真帆を心配し、母親・厚子と雪は真帆のマンションを訪れる。しかし、そこには真帆の姿はなく、美術大教授で画家の今沢の刺殺体だけが残されていた。警察は行方を消した真帆に嫌疑をかけるが、厚子は重度の学習障害で社会に馴染めずにいた真帆が、唯一心から尊敬する恩師・今沢を殺すはずがないと訴える。その後の捜査で、今沢の元弟子で絵の才能を否定された寺坂が、今沢殺害を告白する遺書、殺害に使用された凶器と共に、服毒死体で発見される。警察は自殺と断定、寺坂を容疑者として事件を終決させる。