税務調査官・窓際太郎の事件簿25
小林稔侍主演の大人気シリーズ第25弾!今回の舞台は鹿児島。
小林稔侍主演の大人気シリーズ第25弾!今回の舞台は鹿児島。
大人気の『税務調査官窓際太郎の事件簿』シリーズの第25弾!今回の舞台は鹿児島。政治家への巨額の企業献金と子どもの臓器移植…。どんなことをしても子どもを生かしたい、と願う親に付け込む巨悪に太郎が挑む! 日本の未来は子どもの未来。太郎が想いを込めて闘う!! 世田谷区南税務署の窓辺太郎(小林稔侍)は「窓際」と呼ばれている。もともとは国税局の査察課長という要職にあったのだが、ある事件の捜査中に部下を死なせてしまい、その責任を問われてヒラの税務署員に大左遷されたのだった。しかし、太郎にはもうひとつの顔があった。難事件があれば、国税局査察部長・森村(北村総一朗)の命を受けて悪を懲らしめる陰の税務調査官なのだ。 課の慰安旅行で鹿児島を訪れていた太郎を、森村の知り合いだという福留清子(古村比呂)・絵里奈(平野綾)親子が訪ねてくる。鹿児島中央税務署に勤めている絵里奈は太郎が陰の税務調査官だと聞き、興味を持ったのだった。そんな折、東京から椿薫(麻生祐未)が森村の指令を持って太郎の元にやってきた。太郎は慰安旅行後も鹿児島に残り、森村に依頼された件を調査することに・・・。 5年前、大手医療メーカーの常盤総合医療が民自党の代議士・大矢栄一(中田博久)に巨額の企業献金をしていた件で、東京地検特捜部が常盤総合医療に家宅捜索に入った。しかしその証拠となるデータを持っているとされた総務部長は死体で発見され、証拠は見つからなかった。さらにその部下である河原大輔(金子裕)も行方不明に。ところが最近になり、河原が鹿児島に潜伏しているという情報が森村の元に入った。しかも、大矢代議士が臓器移植ネットワークに対して、移植待ちリストに載っている「河原篤」という10歳の男の子の順位を上げるよう圧力をかけたということがわかった。裏に何かある、と感じた太郎は河原大輔の行方を捜し始める。ところが、意外なことに絵里奈が河原の息子・篤を知っていると言い、太郎を篤のもとへ案内する。