税務調査官 窓際太郎の事件簿19
加賀100万石の都・金沢にはびこる巨悪・・・謎の自殺と闇献金・・・粉飾決算に仕組まれた驚愕の真実を太郎が暴く
加賀100万石の都・金沢にはびこる巨悪・・・謎の自殺と闇献金・・・粉飾決算に仕組まれた驚愕の真実を太郎が暴く
ある日、世田谷区南税務署の窓辺太郎は、国税局査察部長・森村に呼び出される。森村は癒着のうわさがある民自党の代議士・秋津と大型ショッピングモールを全国展開する殿村を内偵させるうちに、妙なことに気づいたという。秋津と殿村の密会の席には県議会議員の千葉が同席し、そこには秋津の後援会長をしている野崎もいた。しかし、野崎は現在殿村が進めている大型スーパーマーケットの出店に対して反対運動を起こしているというのだ。しかも、野崎は首をつって死んでいるのを発見されたという。野崎の死に不審なものを感じた森村の名を受け、太郎は金沢に向かう。