税務調査官・窓際太郎の事件簿8
小林稔侍主演の大人気シリーズ8作目。札幌で起こった政治家とゼネコンの癒着にからむ殺人事件を太郎が暴く。
小林稔侍主演の大人気シリーズ8作目。札幌で起こった政治家とゼネコンの癒着にからむ殺人事件を太郎が暴く。
東京国税局のエリートから一税務署員へ、不正を追求するため半ば望んで左遷された硬骨漢・窓辺太郎が、札幌で起こった政治家とゼネコンの癒着にからむ殺人事件を暴く。 元エリート国税局調査官・窓辺太郎は、ある事件が原因で現在の世田谷南税務署に左遷となり、“窓際くん”と呼ばれている。しかし、それは表向きで実は有能な税務署員。ある日、札幌で捜査検事の豊田が殺害された。豊田は札幌の国税局と合同して、道議会議員・真鍋と大手建設会社の癒着を調べていた男で、太郎は査察部長・森村から札幌国税局へ出張するよう命じられた。太郎が札幌国税局で会ったのは国税局統括官・尾形で、彼は5年前に事故を起こして娘・由希子を失明させていた。まもなく由希子は角膜移植の手術を受けることになっているという。翌日、太郎は建設会社の調査を開始、大手建設会社「幸大建設」が真鍋と付き合いができた4年前から急激に業績を伸ばしていることに着眼した。そして幸大建設の偵察に出かけるが、経理担当者・長崎に追い払われてしまう。太郎は資料室勤務の薫と共に調査を続行、札幌国税局が真鍋の事務所の査察で2度とも失敗したことから、誰かが国税局の動きをリンクしていたと推測する。翌日、幸大建設の裏帳簿を持っているというたれ込みの電話が太郎に入り、太郎は危険を承知で指定場所に出向いた。そしてそこで長崎の死体を発見、太郎は容疑者扱いされてしまう。内密に調査を進めていた太郎は、誰かに盗聴されていると勘付く。