上条麗子の事件推理7「死を呼ぶ越中富山の湯」
秘境で密室殺人!女の欲望うずまく美容業界を死の連鎖が襲う!カリスマが隠す20年前の哀しき過去!運命の絆が再び…
秘境で密室殺人!女の欲望うずまく美容業界を死の連鎖が襲う!カリスマが隠す20年前の哀しき過去!運命の絆が再び…
公認会計士の上条麗子は会計士見習いの尾崎健作を伴い、美容チェーン店の財務監査のため、富山県を訪れた。美容室のオーナー、瀬川亜沙美の依頼で系列店の業務を見直し、効率化を図るためだ。 亜沙美には小西ユリ、石崎和恵、山岡良之ほかの弟子がおり、それぞれ独立して美容室を構えている。麗子と健作は女将の古谷恭子が営む大牧温泉の旅館に滞在し、監査作業を始める。 その矢先、旅館の従業員、苑田常子が何者かに首を締められて殺された。地元の藤井刑事らが捜査を始める。トラブルメーカーだった常子を嫌っている人は多い。旅館へは船でしか行けず、犯人は旅館にいた人物に限られる。