自治会長糸井緋芽子社宅の事件簿6
社宅閉鎖で糸井家大ピンチ引越先のぼろアパートから死体発見で疑いの目が!?事件解決に渦中緋芽子がドケチ根性と人情で挑む!!
社宅閉鎖で糸井家大ピンチ引越先のぼろアパートから死体発見で疑いの目が!?事件解決に渦中緋芽子がドケチ根性と人情で挑む!!
商事会社勤務の糸井章太郎一家が暮らしている高級社宅が不況で閉鎖されることになった。代わりの社宅はなく、住人は民間の住宅で高い家賃を払うはめに。節約をモットーに家計をやりくりしている章太郎の妻・緋芽子を始め、仲間たちは激怒。章太郎は社宅住民の悲鳴が書かれた嘆願書を社長に届ける役を引き受けた。章太郎たちの努力のおかげか、会社は民間住宅を臨時の社宅として提供する約束をした。しかし、会社からの補助が出るとはいえ、今までの家賃とは比較できないほど高い負担を強いられる。緋芽子はその中でも一番安い物件に手を上げた。緋芽子が選んだアパートは今までのセレブな社宅とは天と地ほどの差があった。不便、古い、狭い、安普請と何拍子も揃ったその住宅に一同唖然。それ以上に予想外だったのが、そこの大家・山科だった。ケチで偏屈で近所から嫌われている山科は早速緋芽子たちを攻撃し出す。それでも緋芽子はめげることなく山科に接近していった。今まで頑固だった山科が緋芽子に心を開き、自分の代わりに町内会長を引き受けて欲しいと緋芽子に頭を下げた矢先、山科が殺された。第一発見者の緋芽子は刑事の猪瀬から疑いをかけられる。