自治会長糸井緋芽子 社宅の事件簿4
ドケチ節約家で社宅の自治会長・糸井緋芽子が、リストラが発端で起きた連続殺人事件の真実を突き止める!
ドケチ節約家で社宅の自治会長・糸井緋芽子が、リストラが発端で起きた連続殺人事件の真実を突き止める!
糸井緋芽子(泉ピン子)の夫・章太郎(高田純次)が人事課長に昇進した。出世には程遠いおっとり社員の章太郎を課長に大抜擢したのは、人事部長の大谷(大和田伸也)だった。緋芽子は突然の朗報に大喜びするが、当の章太郎の顔色は冴えない。というのも、前任の紺野人事課長(剛たつひと)はリストラの陣頭指揮をとった揚げ句、事故死したのだという。その後任を任された章太郎の気は重かった。ともあれ、章太郎や緋芽子たちの生活は一変する。章太郎は人事課長として不相応な接待を受け、周りの社員からは思い切り持ち上げられる。課長夫人の緋芽子も社宅での立場が急上昇した。そんな時、事故死だと言われていた紺野課長は実は自殺だったいう噂が章太郎の耳に入ってきた。章太郎が事実を確かめようとすると大谷は怒り出し、ほかの社員たちも口をつぐんだ。しばらくして、リストラ候補に上がっていた岸部(見栄晴)の妻・美和子(岩本千春)が何者かに階段から突き落とされ、重体。岸部と同期の安田(飯田基祐)の妻・奈穂(三田篤子)がナイフで刺され死亡。さらには、大谷部長の妻・厚子(山口いづみ)までが襲われるという異常事態に発展していった。