自治会長・糸井緋芽子社宅の事件簿3
ドケチ節約家で社宅の自治会長・糸井緋芽子が、社宅で起きた連続殺人事件の真実を突き止める
ドケチ節約家で社宅の自治会長・糸井緋芽子が、社宅で起きた連続殺人事件の真実を突き止める
マイホームを夢見る緋芽子は、商社マンの夫・章太郎の転勤により下町の社宅に転居。三たび自治会長を務めるハメに。その矢先、よく出来た嫁と評判の遥子が殺害される。嫁姑問題を抱える家庭が多い中、遥子と姑・よね子の仲の良さは社宅でも有名だった。恨みによる犯行とも思えず、深大寺刑事も犯人の見当がつかない。そんな折、章太郎の母・志津子が突然上京、同居すると言い出す。何も聞いてなかった緋芽子が章太郎を問い詰めると、志津子はガンで余命幾ばくもないという。納得して同居の覚悟を決めた緋芽子だが、当の志津子は大の節約嫌いで緋芽子とはことごとく対立してしまう。そんな中、章太郎の同僚・佐竹と堀口が次々と不審な死を遂げる。