西村京太郎サスペンス「冤罪」
この番組は終了しました
突然襲った冤罪という理不尽に立ち向かう大学教授の姿を軸に、信じ合い支え合う家族の絆を描く
この番組は終了しました
突然襲った冤罪という理不尽に立ち向かう大学教授の姿を軸に、信じ合い支え合う家族の絆を描く
民族学を研究する大学教授・若杉徹は、妻に先立たれたものの、娘の家族の幸福を見守る穏やかな生活を送っていた。が、突然、娘・咲の夫・義巳が強盗殺人の容疑で逮捕される。既に容疑者として逮捕されていた暴走族時代の友人・羽賀が「義巳との犯行」と自供していたのだ。義巳は無実を主張するものの、犯行時のアリバイを立証する事ができず、起訴されてしまう。義巳は羽賀の弟が真の共犯者と確信、その行方を探すため護送車から逃走する。若杉もまた、信じる義巳の汚名を晴らすため大学を辞職、独自に弟の行方を追う。しかし2人がその行方に辿り着いた時、既に弟は交通事故で死亡していた。再逮捕された義巳は、主犯とされ死刑の判決を受ける。絶望感から自暴自棄となる咲を支え、若杉は改めてアリバイの手がかりを必死で探す。しかし何の進展のないまま4年が過ぎていった。そんな時、アイヌ民族に関する若杉の著書に感銘を受けたという女性弁護士・恭子が事件を再調査し、担当弁護士となる。