駅弁刑事・神保徳之助3「春の房総殺人事件」
春の房総殺人事件 失踪した夫と消えた3千万円…強盗殺人事件のカギはアサリ弁当と空白の6年間に!!
春の房総殺人事件 失踪した夫と消えた3千万円…強盗殺人事件のカギはアサリ弁当と空白の6年間に!!
日暮里警察署の刑事である神保徳之助(小林稔侍)は駅弁が大好き。駅弁フェアに行っては、フリーライターの工藤美奈子(遠藤久美子)と全国の駅弁を奪い合っている。徳之助は、定年になったら日本全国駅弁めぐりの旅をする、と亡き妻と約束していたが、それが果たせなかった妻への思いも込められていた。 ある日、徳之助の刑事課の後輩・片桐(菅田俊)が警視庁の捜査一課に身柄を拘束された。刑務所を出所したばかりの男・谷田(松田賢二)に暴力を加えたというのだ。谷田は6年前、新宿の闇金融の社長が殺され、5000万円が奪われた事件で犯人の一人として逮捕され、服役していた。片桐はその6年前の殺人事件の真相が知りたくて谷田を問いただしただけだと主張。実は、その事件の主犯とされ現在も指名手配中の平林(武発史郎)は、片桐の高校時代の友人だったのだ。