山村美紗・名探偵キャサリン13「京都・宇治川殺人事件」
京都・宇治川を舞台にした連続殺人事件に素人探偵・キャサリンが挑む
京都・宇治川を舞台にした連続殺人事件に素人探偵・キャサリンが挑む
希麻倫子(通称キャサリン・かたせ梨乃)は社長令嬢でありながら、京都で活躍する女性カメラマン。ある日、倫子が親しくする小間物屋の映子(相本久美子)が亡くなった。彼女の夫・野村(京本雅樹)は警察から飲酒運転で宇治川に転落したと説明を受けたというが、納得いかない倫子は知り合いの狩谷警部(西岡徳馬)を訪ね、交通部の田沼(比留間由哲)を紹介される。しかし彼らは目下、大学教授・瓜生(大林丈史)のひき逃げ死亡事故を調査していた。すると瓜生をひいた盗難車の持ち主が、女医・千加(渡辺典子)のものと判明。一方、映子が大山代議士(中山仁)の繰り上げ当選の新聞記事に関心を寄せていたと知った倫子は調査を始める。そんな中、千加の不倫相手と目される医師の妻が他殺で発見された。