浅見光彦シリーズ35「風のなかの櫻香」
速水もこみち主演第4弾。尼寺で育った櫻香を苦しめる逃れられない定めとは?女の園を揺るがす連続殺人事件の謎。
速水もこみち主演第4弾。尼寺で育った櫻香を苦しめる逃れられない定めとは?女の園を揺るがす連続殺人事件の謎。
ベストセラー作家・内田康夫の原作をドラマ化した旅情ミステリー「浅見光彦シリーズ」の第35作。3代目・浅見光彦を演じるのは速水もこみち。第4弾となる今回は、歴史ロマン漂う古都・奈良と三重県・志摩が舞台。旅雑誌依頼で尼僧の暮らしぶりを取材することになったルポライター・浅見光彦。その尼寺に脅迫めいた手紙が届き…。女の園を揺るがす連続殺人事件の謎に光彦が挑む。2016年作品。 【ストーリー】 浅見光彦(速水もこみち)は、女の園である尼寺での尼僧の暮らしぶりを取材するため、古都・奈良にある尊宮寺を訪ねる。尊宮寺に向かう途中、光彦は櫻香(志田未来)という女性と偶然出会う。櫻香は5歳の時に児童養護施設から尊宮寺に引き取られ、御前様と呼ばれる朝比奈慶尊(高林由紀子)の庇護を受け、ごく普通の女性として育てられていた。男子禁制の寺だったが、慶尊御前の特別な計らいで取材を許された光彦。突然現れたイケメン男子の訪問に、質素な生活を続けていた尼僧たちのざわめきは隠せなかった。その後、櫻香に寺を案内される光彦だったが、すでに興味の先は櫻香の境遇へと移っていた。光彦は、慶尊から「櫻香を出家させるな」と書かれた差出人不明の手紙を見せられ、櫻香の力になってほしいと頼まれたのだ。