浅見光彦シリーズ12「札幌殺人事件」
辰巳琢郎 主演、本業はルポライターの浅見光彦が趣味の探偵として事件を解決!
辰巳琢郎 主演、本業はルポライターの浅見光彦が趣味の探偵として事件を解決!
浅見光彦(辰巳琢郎)は、本業はルポライターだが、趣味の探偵がめっぽう評判が良く、そんな名探偵の光彦をわざわざ札幌から訪ねてきた女性がいた。光彦が執筆している雑誌の編集長の知り合い・越川春恵(深浦加奈子)だ。春恵の知り合い・戸田(京晋佑)が行方不明になり、編集長から光彦を紹介されたのだ。春恵は、高校時代の親友・立花穏代(鮎ゆうき)が白井(三浦浩一)という男に騙されているのではないかと心配して、探偵業をしている戸田に白井の素行調査を依頼していた。その後の失踪だけに春恵は責任を感じていた。戸田の足取りを追っていくと、1つの事件にぶつかった。1ヶ月程前、土木現業所の部長が水死体で発見されたというものだった。次の朝、また殺人事件が起こった。公園で男が死んでいた。被害者の身元は全く不明で、毒物のカプセルを自分で噛み砕いた形跡がある。光彦は、雪江と父の知り合い・徳永(久米明)から札幌ビジネスパーク建設に絡む収賄事件の話を聞いた。今回の事件に関係があると睨んだ光彦は、警視庁刑事局長である兄・陽一郎に裏事情を調べてほしいと頼んだ。だが、陽一郎からの返事は、すぐに手を引いて帰ってこいというものだった。光彦は、それでも調査を続行する。