浅見光彦シリーズ8「鳥取雛送り殺人事件」
辰巳琢郎主演。素人探偵・浅見光彦が連続殺人事件を推理・解決する!
辰巳琢郎主演。素人探偵・浅見光彦が連続殺人事件を推理・解決する!
ルポライターの光彦は偶然、都内の神社で男の死体を発見した。遺体の身元は人形師・芦野で十数年前に優雅な雛人形を発表し、一世を風靡した人物。現場には凶器と見られる珍しい石が落ちており、遺体の頭の下には鳥取産の桟俵が敷いてあった。光彦は犯人が意図的に手がかりを残したと直感、疑問を抱く。その後、光彦は芦野の娘・多伎恵と出会う。多伎恵によると、芦野はかつて鳥取の門跡尼寺であるものを見たことで人生が変わったと話していたらしい。そんな中、鳥取へ単独捜査に赴いた刑事・松山が何者かに殺された。事件の糸口を求めて、鳥取へ向かった光彦は、凶器の石が、現地特産の三倉石だと突き止める。そして、尼寺を探す途中、若桜神社で行われた“雛送りの儀”を見学。宮司の松永や信者たちが親王雛を奉る姿に、異様な雰囲気を感じ取った。その折、若桜神社の女性の門跡と遭遇する。