浅見光彦シリーズ4
「佐渡伝説殺人事件」
辰巳琢郎主演!素人探偵・浅見光彦が連続殺人事件を推理・解決する!
辰巳琢郎主演!素人探偵・浅見光彦が連続殺人事件を推理・解決する!
雑誌の取材で佐渡を訪れた光彦は、賽の河原で中年男・駒津を見た。帰京した光彦は近所で倒れている駒津を偶然発見。が、光彦はその直後に気を失い、気づいた時男は死んでいた。警察は光彦を疑うが、警視局長の弟と知り釈放した。駒津の自宅を訪ねた光彦は、娘・彩子と駒津の旧友・三輪に事件当日の様子を話した。数日後、その三輪が佐渡で変死。光彦は、駒津と三輪の元へ届いていた“願”と書かれた葉書を手掛かりに佐渡へ向かう。島には“願”という地名があった。民宿主から「30年前に賽の河原で子連れの女性が死んだ。発見したのは3人組の学生だった」と聞いた光彦は、その学生達が駒津と三輪、そしてもうひとりの親友・谷田部だったと考える。また、同じく佐渡に来ていた彩子は「先程賽の河原で会った人が、その女性の娘かもしれない」と呟いた。東京へ帰った光彦は谷田部に呼び出される。谷田部にも例のハガキが届いていたのだ。また、潔白を伝えるため「30年前、賽の河原で起きた事件で死亡した母親の娘を探してほしい」と頼む谷田部に、本格的な調査を約束する光彦だった。