弁護士朝吹里矢子4「証言拒否の謎」
悲痛な過去を背負う内縁の妻と義理の弟がひた隠す驚くべき真相!愛憎渦巻く時間差トリックに挑む。
悲痛な過去を背負う内縁の妻と義理の弟がひた隠す驚くべき真相!愛憎渦巻く時間差トリックに挑む。
不動産会社社長の馬越憲造(森次晃嗣)が、自宅の書斎で何者かにシャベルで撲殺され、殺された。内縁の妻、岩間佐奈子(山本みどり)と被害者の弟・信也(本田博太郎)が犯人を目撃したと証言する。信也は、生前の憲造に、カラオケスナックの開店資金を工面してほしいとお願いしていたが、むげに断られていた。信也は、スポーツショップ、喫茶店、と何を始めても、ものにならなかったのだ。一方、家を飛び出した憲造の一人息子・秋行(金原泰成)は、結婚資金が必要だから、と憲造に財産の生前贈与を求めて、言い争いになっていた。信也にも、秋行にも、動機は十分だった。佐奈子が財産狙いで憲造を殺害したのでは、と警察に疑われていると心配した家政婦の寺原伸子(左時枝)は、朝吹里矢子(南果歩)に相談を持ちかける。佐奈子には、どうやら馬越に隠していた過去があるようだ。そして、現場検証が行われるが、本庁の棚橋刑事(金田明夫)から、証言が嘘であることを指摘された佐奈子と信也は、証言を拒否する。証言拒否については、憲法38条で保障されている、と主張する里矢子。里矢子と志朗(石黒賢)は、二人が秋行をかばっているのでは、と思い、信也に正直に話すように求める。ついに信也は、秋行の弁護を里矢子に依頼。しかし、信也にも秋行の行方はわからないという。里矢子たちは、秋行の行方を追うことに。