赤かぶ検事奮戦記 京都転勤篇 悪夢の女相続人
「赤かぶ検事シリーズ」の第1弾! 赤かぶ検事が赴任先の京都で莫大な遺産を巡る殺人事件のなぞを追う。女相続人の不気味な微笑みに隠された意外な真実とは…?
「赤かぶ検事シリーズ」の第1弾! 赤かぶ検事が赴任先の京都で莫大な遺産を巡る殺人事件のなぞを追う。女相続人の不気味な微笑みに隠された意外な真実とは…?
赤かぶの漬物が大好物の変わり者検事、柊茂(中村梅雀)が飛騨高山から京都地検に赴任した。柊は司法試験に合格したエリート検事ではなく、検察事務官からの叩き上げ。副検事を長年勤めて一人前の検事になった苦労人だ。京都地検の日比野公判部長(小野武彦)は、そんな柊に公判を担当するのみで捜査に関わることはできないと釘を刺す。 早速、柊に託されたのは大手レストランチェーンの社長殺害事件。入院していた病室で、何者かに点滴のチューブを外されたための急死だった。犯行現場に倒れていた被害者の顧問弁護士、日高(田中実)の証言もあり、養子の信夫(宮川一朗太)が容疑者に。しかも、莫大な財産を信夫とその妻、香代子(酒井美紀)が相続することになっていたため、遺産の行方にも注目が集まった。柊は行天燎子警部補(原沙知絵)らに事情を聞きながら準備を進め、慌しく裁判が始まった。