緑川警部VS『殺人トランプ』
西岡德馬主演!横浜南署の名物刑事・緑川警部が誤認追跡!?
西岡德馬主演!横浜南署の名物刑事・緑川警部が誤認追跡!?
住宅地で発砲事件が発生。たまたま居合わせた緑川警部(西岡德馬)は犯人らしき青年を追うが、逃走の末彼はビルの屋上から転落死してしまう。被疑者死亡で事件は解決かと思われたが、死亡した青年・公彦(滝口幸広)からピストル発砲による硝煙反応はなかった。マスコミは緑川が犯人でない公彦を追い詰めて死に追いやったと騒ぎ出した。 緑川は辞表を胸に、坪井(魔裟斗)と捜査を開始した。公彦の祖母というのは、経済界のフィクサーで「乗っ取り屋の女王」と恐れられている権藤凛子(星由里子)だった。緑川は必死で逃げる公彦を容疑者だと思い込んでしまったと謝罪するが、凛子は断じて許さないと唇を震わせる。 凛子は金に困っている一般市民を選び出し、1億円で緑川の殺人を依頼すると宣言した。凛子は13人を選んでその一人ひとりにトランプのカードを渡す。殺人が確認され、緑川の死体に残されたカードの持ち主に1億円を振り込むというのが凛子の計画だった。 緑川は怨念で常軌を逸した凛子の暴走を止めることができるのか?