水戸黄門3時間スペシャル
「江戸から薩摩へ!恐怖の忍者襲撃・大爆破偽黄門の罠!弥七の娘と老公決死の旅立ち」 森繁久彌、森光子ら豪華ゲストに加え、旧レギュラー出演者もずらりと出演。 みどころたっぷりの3時間スペシャル!
「江戸から薩摩へ!恐怖の忍者襲撃・大爆破偽黄門の罠!弥七の娘と老公決死の旅立ち」 森繁久彌、森光子ら豪華ゲストに加え、旧レギュラー出演者もずらりと出演。 みどころたっぷりの3時間スペシャル!
「水戸黄門」の放送1000回を記念して2003年に放送された3時間スペシャル。「水戸黄門」の魅力、楽しさがぎっしり詰まった特別バージョン! 黄門様は将軍様にも悩みの種となっていた、江戸の旗本と町奴の騒動を収める。その時黄門様は将軍様から薩摩藩に不穏な動きがあることを聞く。 風車の弥七とお新の娘、お梅が絵を習っていることを知った黄門様は、絵の師匠である七十郎に興味を持った。ところが七十郎が刺客に襲われ、実は薩摩藩主の弟だったことが判明する。七十郎は単身薩摩へ向かう。黄門様一行も七十郎を追い薩摩へと旅立つのだった。 道中忍び軍団が一行を襲う! お娟 、鬼若と飛猿、次郎坊が必死に防戦するが…。 第32部のレギュラー出演者に加え、それまでのレギュラー出演者が数多く出演。「水戸黄門」の歴史と共に愛されてきた、高橋元太郎演じるうっかり八兵衛が復活。霞のお新役宮園純子、柘植の飛猿役野村将希、素破の次郎坊役コロッケも登場し一行を支える。風車の弥七(中谷一郎)も過去の映像を駆使して登場する。 また、佐野浅夫(三代目黄門)、横内正(初代格さん)、大和田伸也(二代目格さん)伊吹吾郎(三代目格さん)も重要な役で出演する。 七十郎役は桑原和生、お梅役には馬渕英里何、一行を襲う忍び役を長嶋一茂と三浦理恵子が演じる。 そして豪華ゲストにも乞うご期待。赤木春恵と竹脇無我が友情出演、森光子と森繁久彌が特別出演し、1000回の記念作品に豪華な輝きを与える。 [あらすじ] 江戸。平和な街で旗本と町奴の喧嘩が起こった。旗本の首領格は近藤登之助(伊吹吾郎)、町奴の頭は唐犬の重蔵(竜雷太)である。気風のいい芸者の駒吉(根本りつ子)が仲裁に入り騒ぎは一旦収まるが、一触即発の状態だ。 その頃黄門様(里見浩太朗)は水戸の西山荘で野良仕事に精を出していた。助三郎(原田龍二)と格之進(合田雅吏)は山野辺兵庫(丹波哲郎)に叱られながら、慣れない畑仕事に汗を流していた。黄門様は八重(岩崎加根子)からの手紙で江戸の騒ぎを知り、顔を曇らせる。黄門様は、助三郎、格之進を従えて早速江戸へ向う。 江戸城で、将軍様(堤大二郎)と尾張光友(橋幸夫、)柳沢吉保(橋爪淳)に快風丸の模型を披露して談笑していた黄門様は、将軍様が町の争いに心を痛めていると聞き、調停に乗り出すことになった。黄門様は町衆の尊敬を集める紀伊国屋文左衛門(森繁久彌)の協力を得て、二組を仲直りさせる。 さて黄門様は久しぶりに弥七(中谷一郎)とお新(宮園純子)が営むそば屋「田毎庵(たごとあん)」を訪ねる。あいにく弥七は留守だったが、元気なお新と八兵衛(高橋元太郎)を相手に話が弾む。娘のお梅(馬渕英里何)が活発に育っており、黄門様も笑みがこぼれる。 お梅が結城七十郎(桑原和生)という若い侍から絵を習っていると聞き、黄門様は七十郎に興味を持った。知り合いの絵師、狩野山月(森光子)に絵を見せたところ、七十郎は絵師ではなく人々を導く運命にあるという。 ところが七十郎と母親のお松(山口いづみ)が刺客に襲われる。お松は、七十郎が実は薩摩藩主の弟だと打ち明ける。七十郎は自分の出生を調べるため密かに薩摩へ向かう。 一方、黄門様は将軍様から薩摩藩が莫大な借財を蓄えているという噂があると聞かされる。服部半蔵が(佐野浅夫)調べているが、放った忍びが誰も帰ってこないという。黄門様は薩摩藩の不正を暴くために旅に出る。一行を三剣一風(長嶋一茂)と桔梗(三浦理恵子)が指揮する忍びが襲う…。 ※初回放送 2003年12月15日