樋口一葉物語
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日本初の女流職業作家・樋口一葉の短くも熱い生涯を描く。
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日本初の女流職業作家・樋口一葉の短くも熱い生涯を描く。
24歳という若さで没した日本初の女流職業作家・樋口一葉の短くも熱い生涯を描いたドラマ。 【あらすじ】 明治19年、伊藤博文が初代の内閣総理大臣になった翌年。14歳のなつ子(後の一葉・内山理名)は、父・則義(野口五郎)と母・多喜(かとうかずこ)、兄・泉太郎(内田朝陽)、妹・くに子(前田亜季)と幸せに暮らしていた。 ある日なつ子は父の勧めで、女流歌人・中島歌子(余貴美子)が主宰する当代随一の歌塾「萩の舎」に入門する。喜び勇んで通い始めたものの、塾生には華族や政府の高官、著名な学者の令嬢たちが名を連ねており、士族とはいえ下級官吏の娘であるなつ子は肩身の狭い思いをする。 そんな中、めきめきと頭角を現し、主宰者の歌子や先輩の龍子(尾上紫)からもその才能を認められる。ところがそんな幸せも束の間、樋口家を不幸が襲う。兄の泉太郎が肺を患い24歳の若さで急逝し、その2年後、事業に失敗して莫大な負債を抱えた父も心労がもとで亡くなってしまう。 残されたなつ子たちは針仕事などの内職をして新しい生活を始めるが、暮らしは貧しく、苦しいものだった。そんな中、小説を書けばお金になることを知ったなつ子は、くに子の口ききで、新聞記者で小説も書いている半井桃水(永井大)に指導を受けることになる。桃水の親切な指導を受けるうち、次第に恋心を抱くようになったなつ子だが…。