父が来た道
密室ですべてを聞く代議士の運転手…謎の女と消えたワイロ!!復讐に燃える運転手の決断は!?
密室ですべてを聞く代議士の運転手…謎の女と消えたワイロ!!復讐に燃える運転手の決断は!?
戸田慎一郎(阿部寛)は、政府与党の最高実力者・佐多幸吉(神山繁)の運転手。慎一郎と佐多の間には深い因縁があった。 慎一郎の父・信雄(内藤武敏)はかつて佐多の選挙区で中堅の建設会社を営んでいた。信雄は後援会長として、佐多に尽くしたが、選挙違反の罪を一身に背負って獄につながれ、すべてを失った。慎一郎も勤めていた警視庁をやめざるを得なかった。 佐多は慎一郎にとって、親子二代の人生を台無しにした男だ。その佐多からの運転手にならないかという誘いを、慎一郎はなぜ受け入れたのか? 佐多の第一秘書・服部千秋(渡辺えり)ら周囲の誰もが疑問に思っていた。しかし、慎一郎は語らず、日々の仕事を黙々とこなしていた。