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金田一耕助の傑作推理「白蝋の死美人」

名探偵・金田一耕助が、身分違いの結婚が招いた連続殺人事件の謎解きに挑む。

◆キャスト
古谷一行→金田一耕助(私立探偵) 谷啓→河合警部(金田一の旧友) 岡田茉莉子→伊澤加寿子(伊澤家当主) 杉本彩→立花マリ(信造の妻、女優) 新藤栄作→伊澤信造(加寿子の長男、マリの夫、作家) 岸本祐二→伊澤徹郎(同次男、厚生大臣) 西尾まり→伊澤早苗(同長女) 前田耕陽→雄島隆介(早苗の婚約者) 尾美としのり→宮村巡査 清水紘治→畔柳貞三郎(法医学教授) 橋本さとし→瓜生朝二(新進彫刻家) 鷲尾真知子→松山節子 近童弐吉→亀井幸吉(出版社編集長) 葉山レイコ→亀井福美(幸吉の妻) 江口由起→川村小百合(伊澤家のお手伝い) 浅見小四郎→島岡刑事 野口ふみえ→三波美津江(養護施設園長) 大田沙也加→篠田香織(同教師) 辻えりか→杉本元子(畔柳法医学研究所助手) 廣瀬謙(徹郎の秘書)/まるの保(芸能記者)/加瀬尊朗(政治記者)/当麻りん/畑野真希/松本知佐/住吉りをん/和田佳子
◆スタッフ
脚本:石原武龍 監督:山本厚
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次回の放送

番組内容

金田一耕助(古谷一行)は鎌倉の旅館に逗留していた。雑誌をめくっていた金田一はかつて見知った女・立花マリ(杉本彩)が、色っぽさを売り物に、女優として人気を集めていることを知った。金田一は以前場末で投げやりになっていたマリを励ましたことがあったのである。金田一が感慨に耽っていると、宿の女将・節子(鷲尾真知子)が飛び込んで来て、マリが3度目の結婚をするというニュースを知らせる。相手はたまたま同じ旅館で原稿を書いている「エログロ作家」の伊沢信造(新藤栄作)である。伊沢の家は旅館の隣にある古い洋館だった。伊沢家は名門で弟の徹郎(岸本祐二)は現職の厚生大臣。折しも国立の研究施設の所長で法医学の権威である畔柳博士(清水紘治)の汚職疑惑が騒がれており、徹郎は畔柳の解任を宣言したところだった。徹郎はマスコミ環視の場で畔柳から兄とマリとの結婚を揶揄され、憤然として帰宅する。財閥の御曹司との結婚を延期されてしまった娘の早苗(西尾まり)も怒り心頭だった。伊沢家の当主である加寿子(岡田茉莉子)が二人をなだめているところに当の信造とマリがやってきた。加寿子は結婚は認めないと言い渡すが、信造は耳をかさずマリを家に入れてしまう。

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