金田一耕助の傑作推理「病院坂の首縊りの家」
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名探偵・金田一耕助が、“病院坂の首縊りの家”と呼ばれる廃屋での殺人事件から始まった、怪事件の謎に挑む。
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名探偵・金田一耕助が、“病院坂の首縊りの家”と呼ばれる廃屋での殺人事件から始まった、怪事件の謎に挑む。
昭和28年、東京・高輪で父親・本條徳兵衛と共に写真館を営む直吉はある夜、謎の美女・山内小雪から姉の結婚記念写真の撮影を頼まれる。場所は、『病院坂の首縊りの家』と恐れられている廃屋だ。戦後間もなく、戦災で焼けた病院跡のこの屋敷で小雪の母・山内冬子が首をつったことから、そう呼ばれていた。屋敷を訪れた直吉は、大男の花婿・山内敏男と意識が混濁している花嫁の奇妙な組み合わせに驚く。不審に思った直吉は、金田一に相談。その写真を見た金田一は、法眼家から捜索依頼を受けていた一人娘・由香利だと思い、由香利の母・弥生に写真を見せる。しかし、弥生は別人だと言う。数日後、再度、例の屋敷での出張撮影を依頼する電話が本條写真館に入る。出向いた直吉と金田一は、シャンデリアにつり下げられた敏男の生首を発見。生首には、風鈴を題材にした短歌が付いていた。