森村誠一サスペンス「暗黒凶像」
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女性カメラマンと推理好きのバーテンが連続殺人事件の裏に潜む意外な真相を突き止める!
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カメラマン・桜井美由紀のアルバイト先のバーのマスター・重金俊之はエラリー・クインの大ファンで、美由紀が目撃した死亡事故にも大いに関心を示す。待ち合わせていた雑誌社の女性が、ビルから転落してきた男の巻き添えで死亡したのだ。その場に居合わせた美由紀は野次馬の中に、一代で銀座に料亭を開いた女将・重子の姿を見ており、さらに死体の周囲にはカゲロウが飛んでいた、と重金に話す。重金によれば、腰痛に効く漢方薬“木天蓼”には、カゲロウが好むマタタビが含まれているという。死亡した男性が重子の店の常連で大企業の部長・栗山と判明。だが栗山は腰痛持ちではない。美由紀は重子が猫を飼っていたことをつかむ。美由紀が彼女を疑うが、その重子も殺害され、事件は複雑な様相を呈してきた。一方、奥多摩に釣りに来ていた重金は、記憶喪失の女性を保護していた。