- 2016年9月7日放送 #278 「日本船で巡る夏祭りクルーズ ~済州島の絶景と海峡花火に魅せられて~」
- 「大人を幸せにする海の上の国」、にっぽん丸で韓国、下関、小松島での夏の楽しみを満喫する、7泊8日のクルーズを2回に渡ってお届けします。横浜 大桟橋と神戸港で多くのゲストを乗せたにっぽん丸は、明石海峡や来島海峡を抜け、一路西へと舵を取ります。「美食の船」との異名を持つにっぽん丸。終日航海の日には瀬戸内海を眺めながら、船こだわりの食を満喫するのも、楽しみの一つです。にっぽん丸は、韓国最大の島、済州島へと向かいます。この島は、約70万~120万年前に海底火山の噴火によって生まれた火山島。火山活動の特徴や歴史を残す、雄大な景観が広がっています。最初に訪れるのは、世界自然遺産にも登録されている「城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)」。海底噴火によって生まれた済州島に360個余りある、オルム(側火山)のひとつです。ゲストは頂上までのハイキングを楽しみます。また、豊かな海産物でも知られているこの島で、素潜りで漁を行う「ヘニョ」と呼ばれる海女の文化も紹介します。済州島を出た船は、山口県の下関に入港します。ゲストを待っているのは、2016年で29回目を迎える関門海峡花火大会。海峡をはさむ福岡県北九州市の門司と山口県の下関、両岸からそれぞれに趣向を凝らした、およそ15000発の花火が打ち上げられます。ゲストは、夜空を彩る大輪の花火を船上の特等席からゆっくりと鑑賞します。