- 2016年8月3日放送 #274 「絶海の楽園 マルケサス諸島クルーズ ~南太平洋に浮かぶ自然豊かな島々へ~」
- 今回の船旅は『アラヌイ5』で行くマルケサス諸島クルーズ。雄大な山々が連なる絶景と芸術家たちを魅了した秘境を訪れる船旅です。タヒチ島からマルケサス諸島の島々、ランギロア島を経由しボラボラ島まで、12泊13日で巡ります。『アラヌイ5』は2015年に就航したばかりの新造船。この船は、旅客船と貨物船の2つの役目を持つ“貨客船”です。“貨客船”と聞くと無骨なイメージがありますが、5つ星クラスのスイートからデラックスツイン、そしてドミトリー(大部屋)まで幅広いタイプのキャビンを備え、254名のゲストが乗船可能です。フランス、後期印象派の画家ポール・ゴーギャン。文明に背を向け、神秘の美を発見したいとの想いにかられたゴーギャンがたどり着いたのがフランス領・ポリネシアの最北端に位置するマルケサス諸島でした。12の島々からなるこの諸島は南太平洋のランドマークであるタヒチ島から、北東に1,500キロ。船で3日もかかるという、まさに絶海の楽園です。マルケサス諸島のクルーズで最初に到着するのが、諸島最大の島、ヌクヒバ。そびえ立つ火山の峰や連なる山の斜面が、太平洋の青に溶け込んでいく・・・、ここは特別な世界の入り口です。巨大な5つの鋭利な玄武岩の柱が空に向かって伸びている奇跡の景観を誇るウアポウ島。ゴーギャンが亡くなるまでの2年間近くを過ごしたヒバオア島へ。ありのままの大自然が残り、植物が生い茂る緑豊かなこの島々を巡ると、人は人生が変わると言います。息をのむような絶景が迫り来る神秘の旅に、さあ出かけましょう。