- 2016年7月13日放送 #271 「一度は見ておきたい日本の絶景 ~美しき南西諸島~」
- 日本を代表する客船「ぱしふぃっく びいなす」で、南西諸島の美しい亜熱帯の島々を巡るクルーズ。沖縄本島から約300km南西の海に浮かぶ宮古島。サンゴ礁の隆起によって誕生したこの島は、島の周囲を美しいサンゴ礁が縁取るサンゴの島。その美しい自然環境から毎年トライアスロンの大会が開催されることで有名な宮古島は、島の周囲に点在する宮古諸島と橋で結ばれており、ゲストはバスでその島々を巡る。一般道としては日本一の長さの伊良部大橋ではエメラルドグリーンに輝く美しい海を車窓から楽しむことができます。太平洋と東シナ海の両方を望む東平安名岬は、常に強風が吹き付ける場所。そのため植物たちは丈が低く、ゲストは逞しくも可憐に咲き誇るテッポウユリを目にする。「宮古諸島で最も砂の美しいビーチ」と言われる「渡口の浜」では、パウダー状の非常に細かい砂で出来た純白のビーチを散策し、宮古の海の美しさを堪能します。続いて訪れる与論島は奄美群島の一つであり、鹿児島県最南端の島。琉球文化の影響を色濃く残すこの島では、サンゴ礁で築かれた与論城を訪れ、島の歴史と自然に触れます。抜群の透明度の海をグラスボートで巡り、眼下のサンゴ礁やそこに群れる熱帯魚を鑑賞する。南西諸島の島々では、入出港の度に披露してくれる島民の歌と踊りが旅情を掻立てる。琉球、奄美、本土とは異なる2つの文化と南国の自然に触れることで日本という国の奥深さと、クルーズの舞台としての価値を再確認する、日本船による日本の船旅です。