- 2016年6月8日放送 #266 「高橋克典が巡るドナウ川歴史探訪クルーズ ハプスブルク家を彩った2人の女性 マリア・テレジアとエリザベート」
- 音楽の都、芸術の都と称されるオーストリアの首都・ウイーン。13世紀末から20世紀初頭まで “ハプスブルク”という家系が645年の長きに渡って統治してきた街です。今も輝く絢爛豪華な建物や華麗な文化は、ハプスブルク家の富と権力によってもたらされました。その華麗なる遺産を追って番組ナビゲーターの高橋克典がドナウ川をクルーズします。テーマは”ハプスブルク家の光と影“。女帝と呼ばれ、大国を統治する傍ら16人の子供を生んだマリア・テレジア。もう一人は悲劇的な最後を遂げた美貌の皇妃・エリザベート。二人の足跡をヨーロッパの歴史に重ね合せながら、ハンガリー、スロヴァキア、オーストリア、ドイツの4カ国を旅します。今回は、ハンガリーの首都ブダペストからドナウ川を遡上し、ドイツのフィルスホーフェンまでのリバークルーズを4週に渡って放送します。クルーズ船は、2014年に最新鋭の機器を装備して就航したAma Sonata(アマソナタ)。外側バルコニー付きの贅沢なリバークルーズ船です。出発地は千年王国と言われる美しい街ブダペスト。女帝マリア・テレジアの彫像が置かれた国会議事堂は眩いばかりの黄金色で彩られ、エリザベート皇妃が頻繁に訪れたオペラ座も絢爛豪華な薫りを漂わせています。奥深い歴史に触れた後は、ドナウ川の両岸がライトアップされたイルミネーションクルーズを堪能。また、国会議事堂や王宮、くさり橋など世界遺産の歴史的建造物が夜空に浮かぶ光景は圧巻。言葉で言い表せない感動を味わいます。