2016年3月30日放送 #256 「インド・ガンジス川クルーズ　～母なる大河で出会う北インドの素顔～」

混沌、魅惑、非日常、カオス、悠久……そんな言葉だけでは表しきれない、旅人を魅了して止まない国、インド。今回はインドの代名詞とも言える母なる大河ガンジスを遡り、ビハール州のパトナからヒンズー教最大の聖地であり、世界中の旅人を魅了し続ける街バラナシへ、７泊８日の船旅に出掛けます。旅の友は「王様の宮殿」を意味する「ラージマハール」。インドの船会社アッサムベンガルナビゲーション社の最新船です。船のクルーはもちろん、船内の調度品から料理まで、インドを存分に感じることが出来るおもてなしに満ちています。パトナを出発した船はまず、ムガール帝国時代の遺跡が残るマネールを訪問。17世紀のムガール様式が顕著に見られる美しい石造りの遺跡を見学します。また、船はガンジス川へ流れ込むソン川との合流地点ドリガンジを通過。この地で採れる良質な砂を求め、川に暮らす人々のたくましさを目の当りにします。 他にも、かつてインドとイギリスが激戦を繰り広げた「ブクサールの戦い」の跡地や川沿いに点在する小さな村々を訪問。インドの人々の暮らしに触れながら、バラナシを目指します。

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