
- 2015年12月9日放送 #240 「プロヴァンスの太陽に導かれ“法王のワイン”とゴッホの足跡を巡る旅」
- リバークルーズのトップブランドであるユニワールド社のなかでも、最もラグジュアリーと言われる船が、スーパーシップ、S.S.シリーズです。今回は2014年に就航したS.S.キャサリンで往くローヌ川クルーズを3回にわたりご紹介します。“水に浮かぶ美術館”と呼ばれるほどの美術品や調度品へのこだわり、そして細やかなサービスと質の高い食事は、まさに「浮かぶブテッィク・ホテル」そのものです。食通、ワイン通のゲストとともにプロヴァンスとブルゴーニュを巡り、歴史と芸術、芳醇なワインに酔いしれる7泊8日の船旅をお届けします。第一回目の舞台は、南フランス プロヴァンス地方。ラベンダー博物館を訪ね、ラベンダーの歴史やグッズご紹介します。船はアヴィニョンからローヌ川を南下してタラスコンへ。そこからアルルを巡り、ゴッホがゴーギャン一緒に住んだ家の跡地や『夜のカフェ』に描かれたカフェ、円形闘技場など名画の足跡をたどります。古都アヴィニョンに戻ると世界的に有名なフランス民謡『アヴィニョンの橋の上で』で知られるサン・ベネゼ橋や、14世紀、ローマからアヴィニョンへ遷された法王庁、その壮麗なゴシック様式の法王庁宮殿を訪ね、かつての栄華に触れます。アヴィニョン名物、法王にちなんだスイーツ“パパリーヌ”もご紹介。古代ローマ時代に作られた水道橋、世界文化遺産“ポン・デュ・ガール”では、その大きさと美しさに圧倒されます。さらに広大なブドウ畑が広がるかつて“法王のワインと呼ばれた”“シャトーヌフ・デュ・パプ”のワイナリーを訪ね、ワイン通のゲストをうならせたビンテージワインに出会います。