
- 2015年12月2日放送 #239 「水と椰子の木の楽園 南インドへ~ケララ・バックウォータークルーズ~」
- インド南西部、アラビア海に面したケララ州は、水と緑の豊かな地。今回は、ケララの椰子の木が茂る水郷地帯(バックウォーター)をハウスボートでのんびりと進んでいく、”小さなクルーズ”を紹介します。まず、ゲストはケララ州中部の港湾都市、コチに集合し、街を散策。古くから香辛料貿易で栄え、16世紀以降はオランダやポルトガル、イギリスの植民地でもあった街には、コロニアルな雰囲気が漂います。ゲストは、野菜をたっぷり使ったスパイシーなカレー定食「ミールス」世界三大伝統医学と呼ばれる「アーユルヴェーダ」、インド4大舞踊のひとつ「カタカリダンス」など北とは異なる趣を見せる、南インド独特の食文化や伝統芸能を体感します。翌日はコチからクルーズ出発地、アラップーザへ移動。無数の川と入江が網目のように入り組み、デルタ地帯を形成する「バックウォーター」を往く1泊2日のクルーズがスタートします。旅の友はかつて、この地で米の運搬船として活躍した船を改良した「ハウスボート」。その名の通り、寝室やダイニング、キッチンも備わった、まさに「動く我が家」です。水と椰子の木と青空のパノラマを満喫したり、水辺の村を訪問し、南国の人々の暮らしぶりを肌で感じる。喧騒とはかけ離れた、穏やかなインドを再発見するクルーズです。