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地球バス紀行

毎週火曜22時オンエア

人間の鼓動に出会う旅、一篇の旅物語
旅の案内役は「バス」です。大陸を横断する長距離バスから都市部を毛細血管のほうに走り回る生活導線バス。早足の旅ではけっして見えて来ない車窓の風景が、乗り合わせた人との出会いが、いろいろな物語を紡ぎだしていきます。

2011年10月4日 O.A.

#27 三国志と大仏の地へ

中国

地図

中国の西部、内陸部にある四川省。旅は省都・成都からはじまります。ここはかつて、あの三国志の国のひとつ、蜀漢の都があった場所。英雄・諸葛亮を祭ったお堂に訪れ、ある親子に出会います。蜀漢の武将・関羽が好きだと言うその親子のお宅に招かれ本場四川のホイコーローをごちそうに。
そしてバスは南に向かい、大仏で有名な楽山へ。奈良の大仏の5倍という、その大きさに圧倒されつつ、この街では代表的な四川料理、マーボー豆腐に舌鼓。道ばたで麻雀をやったり、公園で集団で踊ったりする人たちにも出会います。
さらにバスは南に向かい、石の海“石海”へ。何千年もかけてつくられた石灰岩の地形を目の当たりにし、そこで大自然の中住む家族の絆に触れます。