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地球バス紀行

毎週木曜21時オンエア

人間の鼓動に出会う旅、一篇の旅物語
旅の案内役は「バス」です。大陸を横断する長距離バスから都市部を毛細血管のほうに走り回る生活導線バス。早足の旅ではけっして見えて来ない車窓の風景が、乗り合わせた人との出会いが、いろいろな物語を紡ぎだしていきます。

2016年6月16日 O.A.

#258 リオデジャネイロ発 大瀑布イグアスへ

ブラジル
地図

今回の舞台はオリンピック直前のブラジル。前回のリオデジャネイロ市内巡りに引き続き、リオを出発し、世界遺産の巨大瀑布イグアスの滝を目指します。
道中では、南米最大の巨大都市サンパウロで絶品グルメに舌鼓。サンバ楽器の工場にも潜入。調律師達の陽気な演奏を体感しました。更に広大な大地を進み、“コーヒーの首都”と呼ばれたロンドリーナでは、果実のような香りのする貴重なコーヒーを堪能。
旅の最後は、巨大瀑布イグアスの滝へボートで突入してびしょぬれに…。人も自然も驚きがいっぱいのブラジルを体感する旅です。

スタートの地・リオデジャネイロ

旅の始まりは、リオ屈指の観光スポットとして世界的に有名なコパカバーナビーチ。
全長3キロにも及ぶ海岸には大胆な水着姿の男女で溢れ、その景色はまさに南国の楽園そのもの。街を歩いていると、怪しげな人形がたくさあるお店を発見。聞くとここは宗教儀式に使うグッズのショップなんだとか。お店の人に未来を預言する謎の占師に会うことをオススメされ向かうことに。怪しげな民家で、白装束のおばさんに出迎えられ早速占いを開始。バス旅を占ってもらうと、オグンという神様がついてきてくれるとお告げをいただく!旅の安全を守ってくれるというオグンの神と一緒にリオを出発する。

南米最大の巨大都市・サンパウロ

広大な大地を西へすすむと突如現れたのは、高層ビルが立ち並ぶ大都市サンパウロ。
東京のビジネス街のような町はブラジル経済の中心地としても知られている。市営市場が有名とのことで、入ってみるとアマゾンのトロピカルフルーツなどの食材がたくさん。市場の名物サンドイッチを注文するとあごが外れるくらいのハムが重ねられた巨大サンドイッチが目の前に!腹ごしらえを終えた後は、サンバギターの楽器工場を見学。調律師たちによるサンバの演奏も堪能する。夕方、日系人街では、いい匂いがただよう屋台を発見。そこにあったのは、なんと、たこ焼き。日系人のおばあちゃんが作るたこ焼きをいただく。

コーヒーと首都と呼ばれた町・ロンドリーナ

ロンドリーナでは、お洒落なカフェに入り、地元でとれる絶品の豆があるとのことで頂くことに。フルーティーな香りを存分に堪能。お店のオーナーの紹介で、コーヒー農園を営むお兄さんを紹介され、農園へ。この農園で30年働くコーヒーの達人の仕事ぶりを見学したあとは、みなでコーヒーブレイク。その香りと味に旅の疲れも癒される。

世界最大級の滝・イグアスの滝

深夜バスでイグアスの滝へ。滝を近くで見れるボートツアーがあるとのことで、早速ボートに乗り込む…すると、そのまま滝の水しぶきに向かって突進だ。みんな叫び声をあげ、大迫力!規格外の驚きを感じながら今回の旅をしめくくる。