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地球バス紀行

毎週木曜21時オンエア

人間の鼓動に出会う旅、一篇の旅物語
旅の案内役は「バス」です。大陸を横断する長距離バスから都市部を毛細血管のほうに走り回る生活導線バス。早足の旅ではけっして見えて来ない車窓の風景が、乗り合わせた人との出会いが、いろいろな物語を紡ぎだしていきます。

2015年12月10日 O.A.

#236 パリ発 憧れのバカンス島 イル・ド・レへ

フランス
地図

今回のバス旅の舞台はフランス。首都パリを出発し、バカンスの島イル・ド・レを目指します。出発地の首都パリではパリコレクションのショーに特別潜入!フランス最長のロワール川沿いの街ソミュールでは、洞窟の中にある不思議なレストランでキノコ料理を堪能します。旅の最後はフランス人がバカンスを過ごす島、イル・ド・レで絶品の海の幸に舌鼓!親切な人たちに導かれ色んなフランスを体感する旅です。

首都・パリ

首都・パリが今回の旅の出発点。街を歩いていると人だかりを発見します。そこには、宇宙人?のコスチュームや謎の格好をした人たち。話を聞くと、パリコレクションのショー会場の前でイカした人たちが集まっているとのこと。その会場で、奇抜な格好をしたブロガーのお姉さんに出会い、一緒にショーを見に行かないかと誘ってもらいます。
豪華なホテルの会場の中では、セレブやファッション関係者でいっぱい。ショーが始まりランウェイを闊歩するカラフルで様々な素材を使ったドレスを身にまとったモデルに大興奮!ショーの後は、お姉さんの友達がデザインするブランドを紹介してもらいます。そこでは、原宿系?とも言えるフランスのポップなファッションを見せてもらうとともに、新作の帽子を試着させてもらうことに。その後、お姉さんと別れる際に、牡蠣も美味しいフランス人がバカンスで訪れる美しい島 イル・ド・レを紹介され、そこを目的地にすることに。そして、日もくれかかってきたので、ホテルを探します。ホテルの部屋からパリの夕暮れと街並をみつめながら、この日は次の日に備えて寝ることにしました。

アンジェ

バスターミナルでイル・ド・レ島へのチケットを買おうとすると途中の街 アンジェで乗り換えるよう言われる。乗り込んだバスの運転手さんに、アンジェのオススメを聞くと古くてキレイなお城があると教えてもらい、訪れることに。お城にはキレイな庭があり、そこで偶然出会った庭の設計家の女性に案内され、要塞のようなお城の中へ中へ進んでいくと、不思議な庭を体験!その後、お城の城壁の上を歩いていると、寒くなってきたからと設計家の女性に自宅でお茶を飲まない?と誘われることに。彼女の家のシンプルな庭を見せてもらいながら、フランスのお茶を堪能!お腹がすいてきたからとオススメの食事処を聞くと、隣町のソミュールにある洞窟でキノコ料理が食べれるレストランを紹介される。彼女に別れを告げ、バスターミナルに戻ることに。

ソーミュール

洞窟レストランを目指し隣町のソミュールへ。早速訪れると、崖の上に洞窟レストランを発見!中に入ると、まだ準備中で、店の裏の洞窟のキノコ栽培所を見学させてもらえることに。暗い洞窟の中を案内され、そこで出会ったキノコを採取するおじさんに、生でキノコを食べさせてもらうと、これが、香りが口中に広がって絶品!
その後、採れたキノコにお肉やチーズ、サーモン、エスカルゴと合わせたキノコ料理を食べさせてもらうことに。キノコづくしの美味しい料理を満喫しました。
そして、店員のお兄さんに街で有名な馬術学校を紹介され、向かうことに。
道に迷っていると、かわいいお姉さんに助けられ、馬術学校まで連れて行ってもらえることに。しかも彼女は馬術学校の生徒で、授業まで見学させてもらうことに。様々な障害物を乗り越え、水に入ったりと、迫力ある授業を体感する。そして練習後は、シャワーをかけてあげながら熱心に馬の世話をする彼女に感心!素敵なコンビを見せてもらいました。

イル・ド・レ

ソミュールから乗り継ぎいよいよ旅の最終地点、バカンスの島 イル・ド・レに到着!
バカンスのシーズンは終わっていたので、意外と島は落ち着いた雰囲気。ヨットハーバーを散歩していると、ズボンを履いたかわいいロバとおじさんに遭遇。なんでも、昔、ロバが畑で働いていたとき虫除けに履いていて、今は観光客用だとか。
ロバに乗せてもらい牧場や餌やりを見学した後、打ち解けて、ごはんに招待されることに。家ではイル・ド・レでとれた絶品の新鮮な生牡蠣にイカに舌鼓!
最後は、日の暮れかかるイル・ド・レの海岸に案内され、どこまでも続く地平線に沈む夕陽を前に、今回の旅を締めくくります・・