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地球バス紀行

毎週木曜21時オンエア

人間の鼓動に出会う旅、一篇の旅物語
旅の案内役は「バス」です。大陸を横断する長距離バスから都市部を毛細血管のほうに走り回る生活導線バス。早足の旅ではけっして見えて来ない車窓の風景が、乗り合わせた人との出会いが、いろいろな物語を紡ぎだしていきます。

2015年9月10日 O.A.

#225 アムステルダム発 オランダの世界一を探して

オランダ
地図

国際都市アムステルダム

旅の始まりは主都アムステルダム。近郊のアルスメールにある世界最大の花市場を訪ね、サッカーコート125面分もの広大な敷地にオランダ中から花が集まり、世界中へと出荷されていく様子は圧巻!アムステルダム中心部では名物のハウスボートがズラリと停泊する運河沿いを散策し、町のネコを保護する活動を長年続けているネコボートの中を見学。さらに人々で賑わう最新スポットのフードコートを訪れて、地元アムスっ子たちとのナイトライフを満喫します。

世界最大級のチーズ市が開かれるアルクマール

アムステルダムからバスに乗り込み、次に訪れたのは中世からオランダ北部の中心として栄えた町アルクマール。この町の広場で開かれるチーズ市の賑わいを楽しんでいると、広場を見下ろす塔の上から不思議な鐘のメロディーが・・・。この鐘の音の正体は14世紀頃にフランドル地方で生まれた大型楽器「カリヨン」。演奏者の男性と出会い珍しいカリヨンの演奏を見せていただきます。さらに、このカリヨン奏者から、フローニンゲンという町に「世界一の壁」があるという情報を聞き込み、フローニンゲン行きのバスに乗り込みます。

世界一の壁がある町フローニンゲンへ

フローニンゲンはドイツとの国境に近い北西部の町。この町へ向かう途中、バスの車窓に広い水辺が見えて来た。じつはこの道路が世界最長32kmの大堤防だとバスの乗客に教えられ、途中下車して堤防沿いに立つ展望タワーからその絶景を望む。いよいよフローニンゲンに到着し、世界一の壁を探して聞き込んで行くとその正体が高さ37mの世界一高いスポーツクライミング用の壁だということが判明!意を決して初めてのクライミングに望むが、果たして登りきることができるのか?