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地球バス紀行

毎週木曜21時オンエア

人間の鼓動に出会う旅、一篇の旅物語
旅の案内役は「バス」です。大陸を横断する長距離バスから都市部を毛細血管のほうに走り回る生活導線バス。早足の旅ではけっして見えて来ない車窓の風景が、乗り合わせた人との出会いが、いろいろな物語を紡ぎだしていきます。

2014年10月16日 O.A.

#181 ビシュケク発 神様の贈り物イシククル湖

キルギス

地図

今回は、キルギスの首都ビシュケクからキルギス随一のリゾート地イシククル湖を目指します。

旧ソビエト時代に作られたビシュケクの町で、ジュース売りの少女達からキルギスの至宝イシククル湖に行くことを進められました。イシククル湖行きのバスターミナルへ行くと、そこで出逢った外国人旅行者から強引にブラナの塔へ誘われ、行ってみることに。

ブラナの塔は11世紀に建てられたイスラムの塔。
苦労して登った塔の上からの景色は最高! 塔の周辺にはキルギス独特の不思議な石像があり、アマノッチは自分そっくりの石像に出逢いました。

当初の目的地イシククルへ向かおうとしますが、またしても地元のおばさんから強引な誘いを受け自宅にお邪魔することに。教育熱心なおばさんは、孫と会わせる為に日本人のアマノッチを招待したのでした。そしておばさん手作りのキルギスの伝統的なパン、カッタマをいただきました。

そして3度目の正直! バスでようやくイシククル湖にたどり着きました。まるで海のようなビーチにびっくりしつつ、湖水浴を楽しんでいると、イシククル湖の泥を体にぬる湖水浴客と出会いました。体の悪いところにぬれば良くなるんだそう。
さらに、パラセーリングにも挑戦。空の上からのイシククル湖の眺めは正に絶景。最後は地元の人お勧めのビーチ、あまり人のいないイシククル湖の南側へ向かうことに。そこで、イシククル湖に対するキルギス人の思いが伝わってくる、ステキな伝説を聞く事になりました。