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地球バス紀行

毎週火曜22時オンエア

人間の鼓動に出会う旅、一篇の旅物語
旅の案内役は「バス」です。大陸を横断する長距離バスから都市部を毛細血管のほうに走り回る生活導線バス。早足の旅ではけっして見えて来ない車窓の風景が、乗り合わせた人との出会いが、いろいろな物語を紡ぎだしていきます。

2011年5月24日 O.A.

#8 国境の町を目指して

タンザニア

地図

アフリカ・タンザニア。インド洋に面した港町ダルエスサラームから南西へと向かい、隣国マラウイ国境の町・キエラを目指す全長1000kmのバス旅。

乗り合わせた乗客に穴場を聞いて、ガイドブックには載らない小さな町で途中下車。ウルグル山地の麓・モロゴロでは地元中学生お気に入りの避暑地を案内してもらいます。その森には、見知らぬ果物が実をつけていました。そしてイリンガの居酒屋では竹から出来るお酒「ウランジ」を味わい、その製造農家を訪ねます。

ムベヤでは米を使った定食を味わい、市場のバーゲンでは万国共通の女性達のパワーに圧倒されてしまいました。そして国境の町キエラでは、自転車を使ってタンザニアとマラウイを行き来し、自らの足で日々の糧を得る人々の力強さを垣間見るのです。