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#Story9
 15年前に亡くなっていた母親の相手、周正慶の行方を捜し、ある民家を訪ねた愛と健太郎。そこで、庭から壺を掘り出していた陸栄昌(ジャオ・フーユー)と出会う。健太郎も手伝い、壺が出てくると栄昌とその娘、陸俐(ホウ・リー)を祝う。愛には意味がさっぱり判らない。中国では娘が生まれると紹興酒の壺を庭に埋め、結婚式の前日に祝う古い習慣があるのだ。その栄昌に周正慶のことを尋ねると、周ト(リ・タン)という女性を紹介される。
 周トを訪ねた愛と健太郎は、日本人の愛という名前で、母親の事を思い出す。周トは周正慶の妹だったのだ。周トは愛が母親を憎んでいるのだろうと言い、もっと話をしたいから二人に泊まるよう勧める。しかし、健太郎は愛に周トの言葉をそのまま伝えない。 健太郎の様子から何か隠していると感じた愛は、健太郎を問い詰めて…。