従姉妹に頼まれ、雷(小出早織)は名探偵シャーロック・ホームズの愛好家たちであるシャーロキアンの会合に参加することになった。 シャーロック・ホームズの格好をした高村(草刈正雄)に案内され、会場に来た雷は、蔵野(市川しんぺー)、久森(村上 航)、鎌田(佐藤真)という3人のシャーロキアンを 紹介される。しかし、この会の会長である堀越(真下有紀)の姿が見えなかったため、堀越の内縁の夫草刈(中村まこと)が呼びに行く。戻ってきた草刈は、堀越の返事がないと 告げる。 あわてて鍵を借り、ドアを開けた雷と高村は、死に際の堀越から「まだ・らの・ひ・も」というダイイングメッセージを受け取る。 堀越の首に小さな傷があったことから、高村はシャーロック・ホームズの名作「まだらのひも」が事件の鍵だと断言する。堀越の部屋の中に、「まだらのひも」で凶器に使われた毒蛇を探す高村。そこに鑑識の柴田(大堀こういち)がやってきて、凶器はアイスピックと報告する。柴田の報告を受けてもまだ蛇を探そうとする高村。しかし、雷は堀越が密室で殺されたことに疑念を持ち・・・。 |
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