「地球絶景紀行」世界にたった1つの絶景を探す、大人の紀行ドキュメンタリー

毎週水曜日よる9時オンエア

地球は絶景の美術館。世界にたった1つの絶景旅行ガイドをあなたに。2泊3日で行く、夢の旅にご案内いたします。(旅人:森高千里)

#55 神の峰をのぞむ村(ネパール) 2011/5/20 O.A.

カトマンズ

今回は、ヒマラヤの麓の村、ダンプスでの生活を見つめます。まずはネパールの首都、カトマンズへ。標高1300メートルの山の都が旅の出発点です。カトマンズは人より神様が多く住む町と言われるほど、町のあちこちには古いお寺や祠がたくさんあり、人々は買い物などのついでにお参りをしている様子。しかも仏教とヒンドゥー教が分け隔てなく共に祀られています。

ポカラ

ヒマラヤをもっと近くで見るために飛行機でポカラへ。ネパールを代表する景勝地のひとつだけあって、ヒマラヤの山々が美しい町です。早速ポカラで一番活気が通り、ニューバザールを歩いてみると、生地屋さんや路上で香辛料を売る人などがあり、多くの人で賑わっていました。 翌朝、ポカラで人気の観光名所のフェワ湖に足を伸ばします。早朝の湖は靜かで神秘的。ボートで漕ぎ出ると、途中に島を発見。実はヒンドゥー教の寺院でした。ここでも多くの人々が祈りを捧げにやってきていました。

ダンプス

より近くでヒマラヤを見るため、標高2000メートルにある町ダンプスを目指します。近くの村から山を登ること2時間。目の前に迫るようにヒマラヤが見えてきました。特にマチャプチャレはこの村を守る神の峰と呼ばれているのだそう。 そんなマチャプチャレをのぞむダンプス村で2つの家族と出会います。農業を営む一家と鍛冶屋の家族。どちらも一生懸命働きながらのんびりとした時間の流れる村で、穏やかに過ごしていました。