「地球絶景紀行」世界にたった1つの絶景を探す、大人の紀行ドキュメンタリー

毎週水曜日よる9時オンエア

地球は絶景の美術館。世界にたった1つの絶景旅行ガイドをあなたに。2泊3日で行く、夢の旅にご案内いたします。(旅人:森高千里)

#358 アルプスが誇る天空の名峰群(スイス) 2017/7/26 O.A.

国際都市ジュネーブから世界遺産のラヴォ―地区へ

今回の旅の舞台はスイス。世界に名だたるスイスアルプスの4つの名峰を巡ります。旅の始まりは、フランスとの国境の街・ジュネーブ。ジュネーブは、国連ヨーロッパ本部や赤十字といった国際機関が集まる国際都市で、世界中からさまざまな人種が集まっています。列車に乗って向かったのは、レマン湖のほとりにある世界文化遺産にも登録されたラヴォ―地区。1000年以上前から伝統のワイン造りが行われています。地元で評判のワインセラーを訪れ、ラヴォ―地区のワインを味わいました。レマン湖のほとりの急斜面に作られた段々畑。そこには、地域の人々の伝統が今も息づいていました。

アイガー・メンヒ・ユングフラウへ

2日目は、観光列車・ゴールデンパスラインに乗って、スイスののどかな風景を進みます。目指すのはアイガー、メンヒ、ユングフラウの3名山。見る角度によって表情が変化するという山々を求めて、アルプス観光の拠点インターラーケンから山あいのミューレン村を経て、シルトホルン展望台へ。展望台では360度のアルプスの大パノラマを堪能しました。

孤高の巨人 マッターホルン

最終日は、山岳ファンの聖地と言われるマッターホルンを目指します。マッターホルンの観光拠点・ツェルマットでは、ベテランの山岳救助隊の男性から、多くの遭難者を出すという山の持つ危険な一面を聞きました。そして、マッターホルンの絶景が見られるという自宅バルコニーへと招かれ、自然を理解すれば決して山は恐ろしいものではないということを教えてもらいました。次に向かったのは、ヨーロッパで最高地点にあるという展望台、マッタ―ホルン・グレッシャーパラダイス。標高3883mからのマッターホルンをはじめとするアルプスの山々の絶景を楽しみました。